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橋梁補修・補強工事
橋梁補修・補強工事とは
1970年~1975年の高度成長期後半に建設ピークとなった道路橋と言われるいわゆる橋梁は、2m以上のもので全国に約70万橋あり、そのうち建設後50年を迎えた橋梁の割合は現在全体の18%ですが、10年後には43%、20年後には67%に増加します。
(※この他 古い橋梁など記録が確認できない建設年度不明橋梁が約30万橋ある)
※H25.4道路局集計(建設年度不明な橋梁は除く)
その橋梁における部材劣化や構造物の劣化進行を抑制し、耐久性、機能性を回復させることが橋梁補修・補強工事だと言えます。補修・補強工事には、既設構造物を損傷させることのない、有効で確実な工法を選定する必要がございます。
高速道路や、都道府県道、市町村道の橋梁は皆さんの大切な資産であり、その橋、道路をご利用になられる全ての方々に安心と安全をご提供できますよう定期的な点検によって、早期に損傷を発見し、損傷原因の追究、補修設計、維持管理計画に基づき長寿命化修繕計画の推進を図っています。それにより、事故や橋梁の架け替え、大規模な修繕とならないように対策を実施する予防保全に取り組んでいます。
(※国土交通省 道路構造物の現状より抜粋)